画祭を通して見た現在のイタリア映画(概要)

第347回例会(2009年4月17日)

演題:画祭を通して見た現在のイタリア映画

講師:岡本 太郎

会場:東京文化会館4F大会議室


 岡本太郎氏(ライター)は2001年の第1回イタリア映画祭以来,ゴールデンウイークの定番となったイタリア映画祭の作品選定に携わっておられます。そのお話「映画祭を通して見た現在のイタリア映画」はその経験を生かした実に興味深くまた幅広いものでした。フェリーニ,ヴィスコンティ,パゾリーニ,アントニオーニらの巨匠たちの後,80年代,90年代とやや低調であったイタリア映画が,若い監督たちの登場によって活気づいている状況を生き生きと描写され,みなさんイタリア映画祭への期待がいやが上にも高まったのではないかと思います。今年の映画祭で上映される12作品はいずれも現在のイタリア映画の現状を映し出す素晴らしい作品揃いのようです,ご期待ください。イタリア映画祭についての情報は下記のURLをご覧ください。(橋都)

http://www.asahi.com/event/it09/