イタリアの歌劇場と音楽史跡(概要)

第346回例会(2009年2月25日)

演題:イタリアの歌劇場と音楽史跡

講師:牧野 宣彦

会場:東京文化会館4F大会議室


 牧野さんはオペラを見るために1998年からイタリアに住み始め、現在もイタリアと日本を往復しています。オペラを見るのに最も適 している場所が、イタリアのほぼ中央に位置するボローニャです。イタリアが統一される前、スペイン、フランス、オーストリアなどの外国の勢力によって国土は支配されていました。そして、為政者たちは、一つは民衆の高まるエネルギーを沈静化させるために、また己の権力と富を示すためにオペラ劇場を建設しました。その為イタリア各地に美しい歌劇場が点在しています。それらのイタリアの歌劇場とイタリアの音楽史跡を写真で紹介し、牧野さんとオペラとの出会いや劇場での思い出などを話していただきました。(橋都