イタリアチーズ、歴史とロマン(概要)

第355回例会(2009年12月8日火)19:00-21:00

演題:イタリアチーズ、歴史とロマン

講師:本間 るみ子 輸入ナチュラルチーズ専門店フェルミエ株式会社社長

会場:南青山会館2F会議室


 本間さんは日本におけるチーズ受容の歴史も交えながら、北から南へとDOPチーズの産地をたどりながら、その製法、生活や料理との関わりを楽しく語ってくれました。イタリアにおけるチーズの生産はやはりアルプスに近い北部が中心であり、さらに生産量だけではなく、南部では全く系統が異なり、原料や製法も北部とは大きく異なるチーズが多いことが分かり、イタリアの南北における文化の違いがチーズにまで及んでいることがよく分かりました。 講演後には会員からチーズの歴史、経済的意義から保存法までさまざまな質問が飛び交い、活発な例会となりました。懇親会は近くの「トラットリア・イタリア」で行われ、幹事を担当した川井、市来両運営委員の奮闘により、参加者はチーズ料理とおいしいワインをたっぷりと味わうことができました。 (橋都)